【アナリスト】

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アナリスト(分析、解析、情報収集をする人)

勝つためにいま、アナリストが求められている。戦略が飽和してきた現状に、分析と解析が君たちを強くする。アナリスト、その存在が勝利にどれほど貢献するのだろうか。

アナリストとはなんだ

約1800年前、中国ではいくつかの国が勢力を競って争っていた。武力で衝突し、命を落として、覇権を争っていた。ただの力比べではなかった。そこには緻密な戦略と駆け引きがあり、高度な情報戦があった。ただ武力を振りかざす者たちは散っていったのだ。アナリストとは三国志でいうところの参謀かもしれないし、軍師かもしれない。日本で言えば、忍者が諜報員として活動していたという話はあまりにも有名だろう。手裏剣を投げて戦うなんてことはほぼしていなかった、町人に紛れて情報を収集し敵の手の内を知ることが仕事だった。歴史を振り返ってみても戦いにおいて情報を制することは極めて重要なことであった。

Wikipedia曰く、アナリストとは分析、評論を行う人、のようだ。シージにおいては何をするのだろうか、どんなことをするのがアナリストなのだろうか。

情報を制する者は世界を制するらしい

らしいが、らしいがそれは本当なのだろうか。G2にはFerralというアナリスト/コーチがいるし、野良連合には十数人ものアナリストがいて、情報を統括するのはそのリーダーである貴族氏という話だ。結果を残しているチームにはすべからくアナリストが居るのだ。

アナリストたちが収集したデータを解析し勝つための情報に変換する貴族氏である。ああ見えてCS版でも多くの戦績を残す猛者である。(ああ見えて…?)

勝つために必要な情報の流れ

野良連合やFAVでは最初のデータ収集業務を主にアナリストにお願いしているとのこと。貴族さんは解析を行い、選手たちにそれをフィードバックしている。FAVではshin選手が解析などを行い、チームメンバー全員が勝利への行動に繋げている。

その手法の利点は情報収集段階では天才が必要ない点にある。岡本修のようなシージを深く知る者が必要なのは解析や行動のステップであり、情報収集ではある程度の知識があれば可能と言えよう。

野良連合を例に考える現状のアナリストたち

現状のE-Sports界は潤沢な資金が溢れているわけではない、海外シーンとは差があり、アナリストの環境にも大きな差異がある。そんな中で野良連合は現状日本で可能なベターな方策を取りアナリストの業務を的確に実行しているように思える。

恐らく野良連合はこのような形をとっており現状で実現可能なベターな形式をとっている。日本で最も多くの情報量をもち、その情報を貴族コーチが集約・解析し作戦にチームメンバーと共に考えて反映させている。

世界のアナリストたち

海外チームの環境はこうだ。そもそも全員が専属でゲームに集中できる環境というのがスタートラインになる海外ではこのようなスタイルであることが多いだろう。

やはり住み込んで顔を見合わせてアナログで戦略を考えるのが一番速いし的確だと思う。LoLではコーチまで含めて住み込む環境が日本でもあるとかないとかである。そのためにも専業のコーチ/アナリスト枠が必要なのではないだろうか。

画像引用元 https://team-work.jp/feature/detonation.html

まとめに

天才は「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と言った。そしてこうも言った「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」と。歴史の中で人間達は力だけで戦うことの愚かさを学んできた。FPSで言えばAimだけで戦うことの愚かさを私たちは歴史から学ぶことができるのだ。そう、高度な情報戦略と緻密な知略はあなたたちの勝利を一歩も二歩も近づける。皆が勝利を求めて切磋琢磨していくこのRainbow Six Siegeの競技シーンにおいて、世界に立ち向かうためには、何をすべきか、どうすべきなのか一刻も思考を止めることは許されていないのだろう。その為に蔭の立役者”アナリスト”は、今日も勝利の為に奮励しているのだ。

また他の天才は「恋愛と戦争ではあらゆる戦略が許される」と言ったが、オフパコ戦略については別の記事で(?)

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