あゆみ

部屋とワイシャツと私

我々はRainbow six siegeが発売されて以来、戦ってきた。影も掴めぬチーター達と。2016年5月22日。僕たちは初めて、大会でチーターと邂逅した。

その日の実況解説は、CAGのShinchang氏とふり~だ氏であった。二人もこのSAMURAIという突然現れたチームがトーナメントを上り詰めたことに驚いていた。そして当時日本最強であったImmuRaiseと決勝でぶち当たったのだ。この頃シージはまだまだチーム数も少なく強いチームはひとかけらであった。心の中で強いチームが現れてくれて嬉しい、という気持ちと、見たことがない名前と明らかに低すぎるスタッツであり、5人で相当な鍛錬と連携を積んでいなければここまではこれないだろうという気持ちがあった。

そして試合開始、決勝の配信が始まった。

僕たちとチーターとJCG

Bo3、民家⇒銀行⇒オレゴン

試合開始、僕たちは固唾をのんで見守っていた。ImmuRaiseを倒すチームが出てくればそれはそれで凄いことだったし、シージの世界に新しい風が吹くと思った。でも、始まってすぐに、僕たちは頭の中に疑問符を大量に抱えることになる。

・準備フェイズ中にカメラを外に投げようとする

・カメラとC4を投げ間違って天井にC4投げつける

・餅つき、割り、という駆け引きの稚拙さ

・上級者とは思えない視線移動

そして実況解説も「SAMURAIは独特の戦術、毎回裏をかいている、IMの想定外では」と話をした…僕たちは違和感に気付いていた。毎回裏をかけて、シージらしくない攻め方をして、撃ち合いは視線移動の稚拙さに比べて大幅に強かった。

これは隠れWHの特徴であった。

勘のいいガキはお好きですか?

私だけではない、見ていた人たちも気づき始めていた。これは、恐らく、不正行為をしていると。壁の向こうが見えているのではないか、と。

【20160522】JCG Rainbow Six Siege PC Master #03 侍 vs IM

動画をここに残しておく。見られていないと瞬時に判断しするすると入るMuramasa選手だ。そして壁越しの敵を視認して撃ち合いに連戦していく。

結論からいうと、Samuraiのクランタグ、Sを付けているプレイヤーの3人は怪しいとされているがYoutubeのコメントやTwitterが盛り上がってきたあたりからその勢いは消え失せ、銀行の中盤で失速、オレゴンでは微妙なまま敗北、そしてTwitterなどの連絡手段からはドロンとそこに今まで何もなかったかのように消え失せた。そのタグの無いメンバーはなんと即席で集めたメンバーであり、その中の一人に話を聞くことができた「samuraiの人たちがチートを使っていたとは聞いておらず知らなかった」「報告などはあまりなく、撃ち合いが強かった気がする」と言っていた。

3人チームに2人も足した即席で決勝まであがってきたsamuraiは、最強の個人技を持った勘のいいプレイヤーの集まりではなかった、僕たちの求める新星チームとして輝くことはなく、闇に消えた。

部屋とワイシャツと僕

玄人志向杯 #9、7月14日と15日の2Dayトーナメントが開かれた。その初日。206チームがエントリーする過去最大(たぶん)の大会となった。総勢で1000人以上の参加者。運営してくださっているJCGは日増しに大変になっているんだろうな、と考えながら僕は視聴者としてTwitterやトーナメントの動向に注視していた。

別にワイシャツは着ていなかった。そこにTwitterで一つの情報が流れた。

『大会で当たった人の、ランクで出会ったときのクリップなんですが、追ってませんか?』

波乱の幕開けであった

僕達とチーターとJCG

わかりやすくWHのチーターであった。そのプレイヤーが玄人志向杯に出場していたのである。そのチーターが所属するチームはDay1を勝ち進めBest8まで進み、Day2へと歩を進めていた。

他にも続々と集まる情報。大会での試合の動画を僕自身も確認したが、ドローン無しでの異様なまでの決め打ち、そしてエントリーの速さ、異様なまでのタイミングの良さ。これはSamuraiと同じ隠れWH達の特徴であった。

ちなみに今回の場合はSamuraiと違ってあまり隠す気がなかったように思える。その話は後述する。

WHのチームはお好きですか?

Day1の全試合が終了してからTwitter上では急速にこの話題が広がりを見せた。あまりに隠す気のないWHに、皆が確実に黒だと言った。しかし自体は急展開を見せる。

ここまで勝ち上がってきたWHを利用していたプレイヤーがいたチームが突然の棄権。JCGはそれを承諾し、WHチームは姿を消した。

そして翌日の昼間、WHを疑われていたプレイヤーであるRylis氏は全然使ってなかったようであるTwitterで謝罪発言をして、その後アカウントを削除、姿を消した。

しかしながらこのチームに当たってしまい運悪く敗退となったチームへの救済はなされず、負けてしまったチームからは不満の声が沸き上がった。1日2日で終了するトーナメントの都合上どんな対応するのかは難しい所ではあるが、今後も必ずこのような1dayトーナメントで現れるであろうチーターへJCGはどうやって対処していくのか、我々コミュニティとJCGが手を取り合って不正ツール利用者が参加することが出来ない方策を考えていかなければならないだろう。

アンチチートポリシーとJCGと僕

そしてDay2の試合の途中でJCGは改めてチート、不正ツールに対する宣言を発表した。

難しいお言葉なのでストーリーだけ読みたい人はこの項は飛んでもいい…

「今大会に向け選手の皆様が自らの時間を使い参加に向けた努力を踏みにじるだけではなく、選手の活躍を期待し見守って頂いている視聴者の皆様を裏切るようなチートツール使用行為があったのであれば、JCGとしてこの状態を看過することは出来ません。JCGではアンチチートポリシーとして競技や大会開催の対象となる対戦ゲームにおきまして、ゲームが本来サポートしない動作を助長する外部不正ツール、いわゆるチートツールの使用を抑止することを目的としたポリシーを基盤に、チートツールを使用したプレイヤーへの厳正なる対処。並びにそうしたプレイヤーの大会参加は容認することが出来ないと考えています。大会運営のJCGとしましては調査を行い必要な処罰の検討を進めていきます。大会に参加された皆様、観覧されている皆さまにつきましては今後ともJCGをよろしくお願いします。」

JCG アンチチートポリシー – JCG
JCGはオンラインを中心としたe-Sports大会プラットフォームです。より多くのプレイヤーの方に楽しんでいただけるよう、ジャンルを問わず幅広いゲームタイトルを取り扱っています。JCG PortalではJCGが運営する大会の情報やe-Sports関連ニュースをお届けしています。

JCGのアンチチートポリシーへのリンクもここにおいて置く。

部屋とワイシャツとまとめ

AVAで不正ツールを使用したプレイヤーが先日逮捕された。株式会社ゲームオンは、不正ツールを利用したプレイヤーのIPから警察へ通報しているということだ。UBIは海外企業であるが、ユービーアイソフト株式会社という日本支部がある、通報されればもちろん警察は動くことになる。

もしも、もしもだ。君がチートツールを利用していて、今BANされていないとしても、突然、BattleEyeがアップデートされて、検知機能が上回って、君がBANされたとする。君は思うだろう、どうせこのアカウントが使えなくなっただけだ。気にすることはない。

そうして考えていた3か月後に、突然、朝、早い時間に、家に警察がやってくる。そして突然連れていかれることになる。否応なしに。そして前科がつき、恐らく親が罰金を払う、AVAでの逮捕者の末路な恐らくこんな感じだろう。もしもチートツール販売で稼いでいた場合はその分罰金の金額が上がるはずだ。

軽い気持ちでやっていると考えないで欲しい。君がやっていることは紛れもない犯罪行為なのだ。その犯罪の道で生きるのであればもちろん止めることはしないが、君が軽い気持ちで、つい、やっているのであれば、今すぐにでもやめた方がいいだろう。人生が音を立てて崩れる前に。

なんてね。

 

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