Rainbow Six Siege 発展の立役者
先に言っておこう、今日の話には花はない、おふざけも無しだ。挑戦する漢、今も挑戦し続ける漢の話。そのゴールはいまだ見えてはいないが、今日までの歩んできた道のりをほんの少しだけ、触りだけ、僕の口から語れることを、ここに語ろう。URLは張らないけど、スガシカオのProgressを聞きながら読んでくれると嬉しい。プロフェッショナルだよ、知っているだろう?
2015年12月1日、UBIよりRainbow Six Siegeが発売された。そして今日の競技シーンまでの長い歴史の中で、際立って、競技シーンに影響を与えた人物がいる。僕が考えるその一番の功労者、その名は
トーナメント・ディレクター 岡山
Tournament director?
聞きなれない言葉だ。わからない言葉はすぐに調べる習慣がある僕は、Googleにトーナメントディレクターと打ち込む。検索候補に「テニス」と「岡山」という言葉が出てくる。世界的で誰もが知っている競技であるテニスと同列に出てくる岡山さん。トーナメント・ディレクターの意味はわからないが凄いことだけは理解できた。
R6Sの繁栄を願うTD・岡山
2017年3月 JCG にひっそりと新星が現れていた。まだ競技シーンが加速度的な成長を始める、少し前の事だ。その過去を振り返ると、ちょうどeiNsがJCGの大会に優勝し始めた頃だった記憶がある。まだ我々はその存在に気付いてはいなかった。
2017.03 JCGでレインボーシックス シージ の運営スタッフを始めた。 その前はITの仕事してました。 トーナメントディレクターの役職はUBIDAY2017以降位から?よく覚えてないです。
僕たち競技シーンに挑むプレイヤーはいくら頑張ろうとも、競技シーンが存在しなければ頑張りようがない。大会が無ければ優勝もできないのだ。2016年下期の低迷期した競技シーンではJCGも一時期撤退するのではないかという動きもあり(大会にチーターが出場したせいだが)、アマチュア大会しか存在しない期間もあったほどである。その競技シーンの活性化、繁栄に挑む男の話が今日の記事だ。
挑戦するTD・岡山
2019年3月。現在Rainbow six siegeは日本国内での多大なる人気を誇るゲームであり、CS・PC問わず多くのユーザーがお金を落とす大きなコンテンツとなった。しかしその道のりは決して平坦ではなかった。何度も言おう。このゲームを、Rainbow six siegeを、大会・競技シーンを愛した男、そしてその大会運営やイベンターとしてR6Sの発展へ死力を尽くしている男、その名をトーナメント・ディレクター・岡山という。
辛かったことを聞いた。
辛かった事は レインボーシックス シージ からゲーム・FPSを始めた人が多かったので、 他ゲームとは距離を置いた、かなり閉鎖的なコミュニティが形成されていた事。 他ゲームとの壁を少なくしない限り、大会シーン・レインボーシックス シージ 自体に未来は無い。と思っていました。
コミュニティの人数を多くする。
↓ コミュニティ内で盛り上がる。
↓ コミュニティ外の人達が興味を持つ。
簡単に言うとこの循環が途切れると、大会シーンは衰退すると思っています。
確かに当時は閉鎖的なコミュニティが形成されており、他のゲームとは一線を画していた。そのため、その壁を壊すべく、大会運営からコミュニティにかかわりを持ち新たな形の、開放的なコミュニティ環境を形成していった。
楽しい事は、大会をやっていて全て楽しい。
・自分の大会活躍シーンのクリップを上げてそれを見てみんな感心する。
・ゲームではなく選手個人にフォーカスが当てられるようになる。
・視聴数が増え、レインボーシックス シージ に興味を持つ人が増える。
など、やってて良かった事はいっぱいあります。
彼は語る。「大会は全て楽しい」と。大会運営は競技シーンやYoutubeで花咲かせる者達と違い、裏での地道な作業が9割だ。それを楽しいと語り、ひた向きに前に進む姿がここにある。彼の眼は遠くを見据えていた。その先には何が見えているのだろうか。
将来を見据えるTD・岡山
既にこの競技シーンは十分に成長した。同時接続数などから見て海外のR6S競技シーンと比べて人気は十分にあるように思える。振り返れば2年というたった短い期間でここまで成長してきた。勝手に大きくなったわけではない、TD岡山が育て、作り上げてきたのだ。
しかしここはゴールではない、決して完成したわけではない。
個人としての展望は、
—–キャスターとして—–
・大会シーンは見てないけど、レインボーシックス シージ は好き、またはレインボーシックス シージ を知らない。 などの人に自分の解説を聞いて、「楽しい。」「大会シーンを見てみたい。」と思って欲しい。
—–トーナメントディレクターとして—–
・僕の考えた企画,演出全てが日本のどのシーンよりもカッコよく・見やすいものにしたい。
・4年目になっても、大会シーンの衰退はしないで成長して欲しい。
見据える展望を語るTD・岡山。このRainbow six siegeをまだ漸進させていく。一歩一歩、そして一段一段とステップを踏み。今だこの競技シーンを見ぬ人々の目に届けるべく邁進していくことが語られていた。
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