3980円(税抜)➡1990(税抜)

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深夜1時、スーパーの中で

僕はその日の活動を終えて、少しの空腹を紛らわす為に外にでた。牛丼でも食べようかな?と家を出る瞬間は考えていたと思う。まずスーパーへと車で足を運んだ。最近は少し体重が気になっていて、野菜を食べたり積極的にサラダを買ったりしていたのだ。そしてダイエットの相談をした友人に勧められたトマトを買おうと思っていた。

24時間営業のスーパー

野菜売り場はどのスーパーでも入り口付近にある。例外なく私の行くスーパーもそうだ。男の一人暮らし、私は包丁で切る手間を考えてプチトマトを購入することを決めた。多くの品種や産地のプチトマトが立ち並び私の決定を遅延させた。結局のところ三種類くらいのプチトマトを買って美味しかったものをリピートしようと思った。

そして出会ってしまう。

税抜3980円の寿司。3人前。半額の1990円になっていた。2149円(税込)だろうか。冷静に考えてツイートをして一度スルーした。スルーしてスーパーを一周回って思考も一巡させる。そしてまた寿司の前に帰ってきた。カゴにいれる勇気は起きなかった。また携帯を取り出してツイッターを開く。

背中を押してくれたのは

応援のメッセージが届いていた、一つや二つではなかった。

みなが私の背中を押している。カゴにいれろ、買え、そして私なら食べれる。と

夜食で半分食べればコスパも良さそうにも思えた。

買いましょう。頑張ってください。

僕は購入を決意した

僕は嘘がつけない性格である。あまり強気なことは言えず、相手との輪を慮るタイプだ。好きな人には好きとしか言えなくなるし、嫌いな人とは喋ろうともしなかった。僕はこの寿司を買うときに少しだけ羞恥心があった。

店員さん「お箸は何膳ご利用なさいますか?」との声かけに対して僕は咄嗟に「三膳お願いします」と答えた。デブなのに、1人で食べるのに、家には誰もいないのに。しかし僕はこれを店員さんに3人食べるというウソをついてしまった良心の呵責に秒速で耐えることが出来なくなる。

僕「ま、まぁ一人で食べるんですけどね」

店員「はっ?え?」

僕「あっ、いえ…」

僕はコミュ障だった。

家に持って帰ってきた寿司と、三膳の箸。

寿司を食べる配信

期待に応える、そして僕は寿司1v3人前クラッチをすることを決意した。顔を出すのは恥ずかしいので配信をつけて手元配信ならぬ寿司元配信をした。

3980円(税抜)の半額【寿司】

こちらの動画の最初から30分くらいまでが寿司イート配信だ。序盤は勢いよく箸を進めて行くが、中盤、後半にかけて僕は勢いを失い、寿司という魔の手、そして1v3というキツさに苦しんでいく。応援のコメントを背に僕は必死にもがいていく。寿司の森の中をもがき苦しんで、ガリとお茶を手に戦い、戦い、戦い、戦い切った。また一つ、デブになった。

おわりに

ラーメン屋にいき大盛無料の喜びを味わい、食べ終わったあと僕はいつも思う。「大盛はやめよう、もう私は若くはないのだ。」と考える。しかし今日を振り返れば僕は半額という餌に釣られて3人前の寿司を食べてしまっていた。

普通の人なら3人前は食べられないし2000円ってまず安くないと考えるだろう。僕はデブなので3人前も食べれて2000円って安くてお得で最高!と思ってしまう。しかし食べて行くさなか終盤で既に後悔してしまっている。食べ過ぎて苦しくて、既においしくもなんともないということに。

今日の寿司、1v3クラッチは、僕の人生そのものを表していた。デブはいつまでもデブであった。明日からトマトを食べて痩せようと決意を固めた。

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